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SD295Aの鉄筋について

SD295Aの鉄筋について

SD295Aの鉄筋について

(一財)日本建築センターでは、成分値に炭素量が規定されていませんので、炭素当量により溶接性を見ることができません。この事が理由でSD295Aの鉄筋については、A級評定の範囲から除外されております。

()半田機工(SG継手工法)が平成25年2月に評定取得した際も、SD295AのD13、D16の実験を行い良好な結果データーを提出しましたが、上記理由により除外されました。

現実にはSD295Aの溶接は、フレアー溶接等によって行われております。

これは、SD295Aの鉄筋は、高強度の用途としては使用されていない点などから、評定外のフレアー溶接が採用されているものと思われます。

()半田機工(SG継手工法)としても、現時点ではフレアー溶接が、一番適していると考えておりますが、フレアー溶接には定着が必要であり実際の作業において定着が確保できない場合も生じております。

その際は、突合せ溶接(SG継手工法)が必要になってくるかと思われます。これまでも、現場の管理者等の判断により、何度となくSG継手工法によってSD295Aの溶接は採用されております。

その際は、平成12年建設省告示1463号に適合した溶接継手であることを確認して行っております。

SD295Aの鉄筋は、炭素量の規定はありませんが、各メーカ共ミルシートには、表示されております。このミルシートの炭素量によって溶接性を確認することも大事かと考えます。

一般的に炭素量が多いほど溶接性は悪くなりますが、曲げ性も同じく悪くなります。SD295Aの鉄筋は、曲げ加工の必要な補強筋等にも多く使われていることから、炭素量の規定は無いもののSD345、SD390に比べ多く含まれているとは考えにくいかと思われます。

以上

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